(ローフリクション)マルチブラケット装置(T21)

(ローフリクション)マルチブラケット装置(クリアスナップ)の美点を温存し、さらに飛躍的な性能のアップが実現した矯正装置です。当院の院長田村が今度はトミー(株)の協力を得て開発しました。

T21製造元:トミー株式会社

http://www.tomyinc.co.jp/wwwroot/products.html

T21販売元:株式会社トミーインターナショナル

http://www.tomy-ortho.co.jp/products/lowfriction.html

開発の経緯

(ローフリクション)マルチブラケット装置(クリアスナップ)は大変優れた矯正装置ですが、開発者である私自身は多くの欠点、不十分な部分を内包していることに気付いておりました。

そこで、抜本的に(ローフリクション)マルチブラケット装置(クリアスナップ)の理念を継承する全く新しい矯正装置の開発を目指しましたが、新しい発想は常に理解を得るのに困難を伴いますし加えて、企業も私の所有物ではないため、意のままに動いてくれるわけでもありません。そこで、この装置は理解を示してくれたトミー(株)にて開発することにいたしました。大変なコストを掛け、矯正臨床発展の為に開発を英断していただいた川口浩三会長を始め、開発に携わったスタッフの方に大変感謝しております。

特長

キャップ式の理念を活かすべくベースブラケットからすべて新規開発した。

患者さんが感じる装置による口腔内での違和感を極限まで減らしたラウンドシェイプを実現した。これにより従来矯正装置が原因で多発していた口内炎の発生率を1/50まで軽減した。

ブラケットのキャップを交換することにより、従来別々の装置であった、フック付きブラケット、パワーアーム付きブラケット等にすぐに変更可能な設計を採用したことにより治療効率が格段に上がった。
ダブルワイヤーを可能にするサブスロットキャップの採用により、痛みを伴いやすい歯のトルクコントロールを史上初めてローフリクションで行うことが可能になった。これによりさらなる矯正痛の軽減、治療期間の短縮を実現した。

専門用語連発で申し訳ないのですが・・・

わかりやすく言えば、2010年時点で実現可能なほぼ全ての機能を凝縮した装置であり、患者さんの苦痛を減らす努力を最大限行った装置であるということです。

特許

(ローフリクション)マルチブラケット装置(クリアスナップ)と同様、開発者を正しく紹介していただけるホームページがあまりに少ないため、僭越ながら特許書類を掲載させていただきます。

(ローフリクション)マルチブラケット装置(T21) JR東西線西葛西駅北口すぐ・完全予約制

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